足関節捻挫は足の靭帯損傷のこと 軽視せずに適切なケアを
足関節の靭帯損傷と聞くと、足首をひどく痛めたイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「足関節の靭帯損傷」と「足関節捻挫」は同じ。
と捉えていただいて構いません。
このブログではスポーツでよく起こる足関節捻挫についてを分かりやすく解説していき、足関節捻挫を起こした際に、気を付けるべき注意点をご紹介していきます。
足関節捻挫は、良く起こるケガであり、軽視しがちですが、
間違ったケアをすることで、修復が低下して、
後々の痛みなどにつながる事もあります。
ぜひ、足関節捻挫の効果的なケア方法を取り入れ、
上手く修復されるように促していきましょう!
「足の靭帯損傷した。」
と聞くと、
何だかひどく痛めて復帰に時間がかかるイメージに捉えますが、
「足を捻挫した。」
と聞くと、
「あぁ、足首の捻挫ね。」
という感じで、足の靭帯損傷よりも軽く捉えられがちではないでしょうか?
しかし、足関節捻挫も軽視せず、足関節の靭帯損傷と捉え、痛めた靭帯の修復をうまく図るようにケアすることが大切です。
その後日常生活や運動で支障が生じないように、
きちんとケアしておかれることをお勧めいたします。
足関節捻挫は冷やして安静にしておけば治るの?
足関節捻挫はスポーツ上でも引き起こしやすいケガでありますが、
足関節捻挫というと人によっては軽く見られがちかもしれません。
しかし、
足関節捻挫は靭帯損傷であり、程度は軽度~重度と損傷具合も違います。
軽度であっても、足関節捻挫が治っていない状態で無理をしてスポーツを続けてしまうと、軽度から進行してしまう可能性もあります。
足関節捻挫の種類や症状、基本処置についてはコチラのブログをご参照ください↓。
足関節捻挫は、足の靭帯の修復をいち早く促し、痛めた靭帯や筋肉に、極力負担をかけないうちに回復を図ることが大切です。
治ったように見える足関節捻挫もしばらくは慎重に
一見治ったように見える靭帯や筋肉も、まだ元の状態となるには不完全で、
修復は数か月から数年にかけて徐々に行われております。
そのため、治りきっていない靭帯や筋肉に、無理な動きや体重の負担をかけてしまうと、さらに痛めた傷の修復を妨げてしまいます。
足関節捻挫 テーピング固定し続けるのも良くない?
では、
「足関節捻挫が起こった場合は、ずっと固定をし、安静にして動かさない方がいいのか?」
というと、そういう訳ではなく、
ある程度痛みが取れてくれば、ガチガチに固定するとかえって筋肉の修復を低下させる要因となることが実験で分かっております。
ですので、
ある程度痛みが治まれば、加減して動かしながら修復を図るという方法がいい
と考えております。
足関節捻挫 修復段階に合わせてテーピングの固定度合も調整
テーピングの固定方法は、足関節捻挫のグレードにより異なりますが、
足関節をテーピング固定する際は、最初のうちは頑丈に巻いて安静にしますが、
ある程度の痛みが治まってきたら、修復段階を考慮しながら徐々に緩くしていき、
長期間は巻かないように注意しましょう。
痛めた足の靭帯は、血流を促し修復を高めることが大切
痛めた足関節の靭帯や筋肉は放置しておいても完全に元の靭帯や筋肉の状態にはなりにくく、違う状態で形成されるため、テーピングが外れても、しばらくは足関節捻挫の修復を促すように、血液の流れを整えるケアは必要と考えます。
ずっと使っていく体ですので、適切なケアをほどこし、大事に使っていきたいですね。
足関節捻挫は鍼灸などでケアを施し修復を促す事がおススメ
鍼灸の施術は、足関節の靭帯の修復を促す様働きかけます。
それによって足関節捻挫により硬くなりやすくなった筋肉や靱帯の柔軟性を高め、本来の靭帯の動きや固定力が高まるよう働きかけます。
また、足関節に関わる筋肉の柔軟性を高めることで、パフォーマンスUPに繋がります。
そのため東広島鍼灸整骨院では、鍼や伊藤超短波の施術で靭帯の修復を促すように働きかけます。
足関節捻挫を起こしてしまったら、東広島鍼灸整骨院にご相談下さい。