スポーツで筋肉を傷めた時の10のポイント スポーツのケガ予防&対策
スポーツのケガを防ぎ、スポーツ外傷を起こさないために
スポーツをしていると、捻挫や打撲を始め、筋肉・腱の損傷、ひどい場合は骨折などのケガを引き起こしてしまうことがあります。
ケガの度合いがひどい場合や、正しくケガに対して対処できていない場合は、状況によってはスポーツを続けることが難しくなり、諦めざるを得ないこともあります。
このようなスポーツでのケガを防ぐには、
- 普段からストレッチを行い、筋肉を硬くならないようにするということ。
- 筋肉を傷めたと思ったときは無理をせず、傷めた部分を使うような運動を避ける。痛めた筋肉を我慢して使い続けると、治りが悪くなり、さらに症状を進行させてしまい、痛みがなかなか引かない状態になります。我慢を重ねた結果、腱や骨までも痛めてしまったということになると、さらに症状はひどくなっていきます。
- ケガをした部分には、鍼灸を施すことがおすすめ。なぜなら、鍼は痛めた筋繊維に作用し、修復を促し、血流も促してくれるので、傷めた筋肉の状態も上手に治りやすいのです。また、傷を帯びたところの筋繊維は硬くなりやすいのですが、鍼をしていると、筋繊維が比較的硬くならずに治り、ケガが修復した後も、症状が出にくいということが大きなメリットです。
- ケガをした部分をマッサージなどで軽めに患部を擦り血流を促すこともいいでしょう。
- 炎症が取れてきたら、お風呂につかり温めましょう
- テーピングは、傷めた筋肉を補ってくれるので、動いたときに痛みがある場合は貼るといいのですが、長く張り続けるのは筋肉によくありません。ある程度筋肉が修復したと思ったら、貼らないようにしましょう。
- 傷めていない部分の筋肉は鍛えたり運動をして動かしたりしても構いません。足を痛めた場合は上半身をトレーニングするというのもいいでしょう。片方の足を痛めている場合はもう片方のトレーニングをするというのもいいです。他の部分の筋肉の血流が促されることで、ケガをしている筋肉にも循環が整いやすくなります。
ケガをしたとき、筋肉を傷めた時の10のポイント
- 鍼施術で痛めた筋肉のケアー
- 軽めのマッサージで患部を擦る
- しばらく痛めた筋肉を使うような運動は避ける
- テーピングで痛めた筋肉を補う
- テーピングはある程度痛みが取れたら貼らない
- 痛めていない筋肉は筋トレしてOK
- 炎症が治まったら、お風呂で温める
- 回復してきたら、痛みのない範囲で動かす
- 周りにもケガをしていることを伝え、理解してもらう
- 痛みの出ない範囲なら、ストレッチしてもいい
ある程度筋肉が回復してきたら、少しずつ動かし無理なく段階を踏みながらスポーツに復帰していきましょう。痛めたところを動かさない期間が長いと、筋肉が落ち、血流も悪くなるため、あまり過保護にしてもよくありません。痛みの出ない範囲のストレッチは行っても大丈夫です。痛みの度合いを慎重に見ながら痛みが出るようであれば患部の運動は控え、無理なく動かしていきましょう。
部活の先生にもケガの状態を伝え、周りもケガを理解してもらえる環境が整っているといいですね。
整骨院では、ケガの状態を用紙に書くことも可能ですので、ケガが上手く先生や周りに伝えられない場合は、整骨院の先生に聞いてみると、上手く伝えられるかもしれませんね。