sportcareの日記

整骨院19年間営む院長がお伝えするスポーツのケア対策 日々の施術を通しスポーツで起こるケガの予防やケア対策などを更新しております。

速筋タイプ?遅筋タイプ?自分のタイプを知り、ケガをしにくい筋肉を付けよう!

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遅筋・速筋を意識したトレーニングとは?

 

骨格筋には遅筋と速筋の2つのタイプがあるのはご存知でしょうか?

速筋は瞬発的な動きを担う筋肉で、糖質をエネルギーとしており、短時間しか使うことが出来ません。

 

一方で遅筋はゆっくりと収縮する筋肉で、普段の生活ではこの遅筋が多く使われています。脂肪をエネルギーとしており、長時間使用することが出来ます。

 

日本人は、7:3=遅筋:速筋の割合

で付いていることが多いため、このデーターから見ると、スポーツで例えるなら長距離などの持久力の必要とするスポーツでの方が比較的合っています。

また、日本人でもさらに個々によって遅筋と速筋の割合があり、

それは生まれた段階ですでに決まっています。

✅長距離(遅筋が発達している)が向く方

✅短距離(側近が発達している)が向く方

とわかれるのは、この遅筋と速筋のバランスによるものがあります。

ただ、これも筋肉はいくつになっても付けることが出来るという特性があるため、

レーニングやケアーをしていくことで、そのスポーツに合う筋肉バランスに整えていくことも可能です。

もし、筋肉の状態が

✅硬い

✅少ない

✅バランスが悪い

という場合、今しているスポーツと合っていない筋肉状態で、無理に使い込んでいく形になりやすいため、筋肉を傷めてしまうことに繋がります。

筋肉は柔軟性や筋肉量、筋肉バランスが大切です。

 

スポーツによって、

✅遅筋が多く必要なもの

ラソンや長距離、自転車など

✅速筋が多く必要なもの

短距離、柔道、砲丸投げ、走り高跳など

✅遅筋と速筋両方が必要なもの

野球、卓球、バレー、バスケットボール、サッカーなど

 

と分かれますので、自分が今行っているスポーツがどの筋肉が必要なのか、

そしてその筋肉を鍛えるためのトレーニングやケアーをすることが大切です。

遅筋を鍛えたいという場合

遅筋は、有酸素運動で増えます。

歩行中深呼吸をしながら行うと良いでしょう。

また持続的長時間行うことで付きます。

間での休憩は、短めの方が良いです。

遅筋は見た目に筋肉が付くということはありませんが、遅筋を使うことで脂肪が燃えやすくなり、代謝UPに繋がります。

速筋を鍛えたいという場合

速筋は、大きな負荷を短時間かけることで増えます。

例えばダンベルなどでの負荷を与えながら鍛えると付く筋肉です。

休憩は長めに取り筋肉を休ませるほうが付きます。

速筋を鍛えると、見た目にも筋肉が付きます。

 

スポーツでは、遅筋と速筋両方が必要なものも多いです。

また、速筋を鍛える場合、どこの部分を鍛えるといいのか、鍛えたい筋肉を意識して負荷をかけるほうが付きやすくなります。

 

遅筋と速筋両方を鍛えたい場合は、持続的な負荷の少ない有酸素運動をトータルで20~30分ほど行い、そのあい間に、大きな負荷をかけるトレーニングを何回か取り入れるといった具合にすると、効率よく筋肉が付きます。

 

また、筋肉にコリがある場合は、その状態でスポーツを続けていくと、筋肉を傷めることに繋がるため、コリを解消しながらトレーニングを行うことで、ケガの予防になります。コリの解消には、鍼灸やマッサージ、整体などを取り入れるといいでしょう。

鍼灸院や整骨院など、あなたに合う頼れる施術院を見つけているといいですね。

higasihirosima-seikotuinn.com

 

運動部の方、スポーツが好きな方、これからも無理なくスポーツを行って、ケガをしないようにすることを念頭に、スポーツを続けられることを願っていますヽ(^o^)丿