sportcareの日記

整骨院19年間営む院長がお伝えするスポーツのケア対策 日々の施術を通しスポーツで起こるケガの予防やケア対策などを更新しております。

野球肩で肩が痛い、そんな方におススメの予防策。投球時のチョットしたコツとは?

野球肩など投球動作で肩が痛い 野球肩の予防策にチョットしたコツとは?

✅野球肩で投球時に肩が痛い

✅バレーボールのアタックの際に肩が痛い

ハンドボールのシュートやパスで肩が痛い

など、野球肩などが原因で日頃から肩に痛みが出やすいという方は、

投球フォームのチョットしたコツをつかむだけでも、野球肩の痛み軽減につながります。

 

野球肩で悩まれている方、アタックのときに肩が痛いという方は、

是非このコツをつかむだけでも、今ある肩の痛み軽減に役立てることが出来ると思いますので、参考にして頂ければ幸いです。

 

野球の投球動作、

バレーボールのアタック、

ハンドボールのシュートやパス、

どれも肩関節から腕を回す動きで、スピードや威力が求められますが、それを高めようとする故に、つい力んでしまい、思うように力が伝わらないまま投げてしまい、無理な投球フォームを繰り返すことでかえって肩を痛めたしという経験はありませんか?
今回お伝えすることは、誰にでもできる簡単なチョットしたコツなので、

野球肩でお悩みの方やアタックのときに肩が痛いという方は是非試してくださいね!

 

投球時、肩が痛いそんな野球肩におススメの投球のチョットしたコツ

では早速ですが、投球時やアタック時の肩の痛みを軽減させるコツは、

ズバリ「肩甲骨を後ろに引く」ということです。

投球動作で腕を後ろに回した時(コッキングの前期)に、肩甲骨を後ろに引く。

その時に背中の筋肉の収縮を感じればOKです。

野球肩の予防策!肩甲骨を後ろに引く理由

これは、腕を後ろに回して、肘が肩ぐらいの高さになった時に肩甲骨を後ろに引き寄せることで、背中の筋肉の収縮が得られますが、そうすることで、肩甲骨と背中の連結した筋肉が働くため、背中側から肩関節、腕へと伝わる力が合理的に集約されます。そのため、筋肉が収縮され次に発揮される力が背中側から肩関節に上手く伝わるので、肩甲骨を引かないよりも力まずにスピートや威力をアップすることにつながるのです。

これは、肩関節の合理的なフォースラインとなっておりますので、野球肩で悩まれている方やアタックで肩に痛みが出る方は是非試してみて下さい。

力を入れようとか、威力を上げようとか思うと、かえって力んでしまい、腕だけで投げてしまいがちです。そうなると、肩を痛めてしまい、野球肩に繋がるきっかけにもなるのです。

肩甲骨を後ろに引かずに投げると、背中側の筋肉の収縮力が得られないので威力やスピードのダウンにつながるきっかけにもなりますし、肩関節から腕にかけての力の伝達が外側に流れやすいために、力が集約されにくくなります。

投球時のコッキングで肩甲骨を後方に引く、このコツをつかむと、肩甲骨を引かないフォームで投球するよりも楽に投球をすることが出来るので、肩の痛みの予防・野球肩の予防に役立ちます。

投球時に胸を張る

投球時に胸を張る様に指導されることもありますが、これも肩甲骨を引くためです。胸を張っていても、背中の筋肉の収縮が感じられないようでしたら、うまく出来ていない状態です。肩甲骨を引いたときに、背中の筋肉の収縮を感じることが出来れば、背中からの筋肉が肩から腕まで伝わります。これが自然と投球時に出来るようになればいいですね。

肩甲骨を後ろに引いても肩が痛い時は?

また、このコツつかんでいても肩に痛みが出るという場合は、体幹強化や下半身の強化も合わせて行ってみましょう。肩だけ、腕だけでボールを投げようとすると無理がきます。

また、肩の筋肉が硬くなっていると、肩関節を動かす可動域が低下しているために痛みが生じるきっかけになります。そもそも肩関節の可動域が低下していて肩に痛みが出ているという場合は、肩の柔軟性を高めるためのケアを整骨院鍼灸院などで取り入れ、自分自身でも無理なくセルフ整体やセルフマッサージをおこないましょう。

 

今回は投球時のフォームを見直して、背中の筋肉を上手く伝達させるというやり方をご紹介しました。

野球肩でお悩みの方は、肩関節周りの筋肉の柔軟性を高め、血流を促すようにケアしましょう。肩の筋肉が固まっていると、靭帯などにも負担をかけやすい傾向になるため、無理をされずに、早めに野球肩の状態を整えて回復を図りましょう。

野球肩や肩の痛みでお悩みの方は東広島鍼灸整骨院にご相談下さい。