野球肩などの肩の痛みや故障が頻繁に起こりやすい方にお勧めのストレッチ整体とは?
肩の痛みは様々な肩の故障(ケガ)に連動しやすい
野球肩などの肩の痛みや肩の故障に頻繁に悩まされるという方は、肩甲骨のゆがみから肩関節の可動域が悪くなっていることが一つの原因として考えられます。そんな肩甲骨の歪みから起こる肩の痛みには、肩甲骨の安定を図り、肩関節の強化で肩の痛み解消にに役立てましょう!
野球肩は様々な肩の故障(ケガ)につながりやすい
今回のブログでは、
- 肩の故障が頻繁に起こりやすい方
- 肩に痛みが出やすい方
にお勧めの内容です。
後半に野球肩の予防におすすめのストレッチ整体もご紹介いたします。
野球肩は様々な肩の故障に発展することがある
野球肩などの肩の痛みは、様々な肩の故障(ケガ)に連動して発展してしまうことがあります。
特に野球の投球動作などで腕を頻繁に使うスポーツをされている方は、肩の故障や怪我で悩まれている方が多いと思います 。
ブログの最後にご紹介するストレッチ整体は、野球肩に限らす、バレーボールやテニス、バスケットボール、ハンドボールなど、様々な競技で肩を痛めたという方に、おすすめです。
痛いの我慢して続けて投球することで、靭帯や骨も傷めることがあるので、 無理して続けることよりも、肩の痛みが出たらケアやストレッチ整体を施して肩をそれ以上痛めないように予防することが大切です 。
小さい頃から少年野球やバレーボールなどで肩をずっと使ってきた方は、特に疲労の蓄積や連続しての肩の使用で肩に負担がかかり、痛めてしまうことがよくあります。
野球肩の例
野球の肩の怪我としては 、
☑インピンジメント症候群
☑腱板損傷
☑棘下筋腱炎
☑上腕二頭筋長頭炎
などが多く見られます。
肩関節の連動性を意識して整えることが大切
肩関節は上腕の筋肉と 鎖骨周りの筋肉 、肩甲骨からの筋肉 の連動性が大切です。肩こりや投球などにより、肩甲骨周りの硬さが出てしまうと 腱板を構成する筋肉に負担がかかり、外旋させる 棘下筋などに 特に 負担をかけやすくなります。
すると 肩甲骨周り、 棘下筋に違和感を覚えるようになり、その状態で使い続けると棘下筋腱炎にまで発展しまうしてしまうことがあります。
棘下筋炎から腱板損傷へ
棘下筋腱炎が起こると 棘下筋 ばかりではなく、 腱板を構成する筋肉も負担がかかるので、 さらにその状態で使い続けることで腱板損傷などにも発展することがあります。
そうなると肩関節の筋肉が血行不良状態なので 癒着が起こりやすくなり、肩峰下滑液包までも癒着が起こりやすくなります。
さらにはインピンジメント症候群にも
すると、円滑な肩関節の運動ができにくくなり、 棘上筋や棘下筋の上にある肩峰下滑液包や、腱板が挟まれてインピンジメント症候群を引き起こしてしまいます。
使いすぎなどから上腕二頭筋腱長頭炎にも
また、投球動作で上腕二頭筋を使いすぎなどから、上腕二頭筋の萎縮が起こり、それによって、上腕二頭筋長頭腱に炎症が起こるようになると上腕二頭筋長頭腱炎になることがあります。上腕二頭筋長頭は肩関節の 安定に大きな役割を担っており、上腕二頭筋腱が萎縮して固まることで、肩の痛みやケガに繋がりやすくなります。
上腕二頭筋長頭腱炎についてはこちらのブログをご参照ください↓。
上腕二頭筋腱長頭炎から腱板損傷や棘下筋炎にも
また、上腕二頭筋長頭炎になると、腱板に負担をかけるようになります。そのことでさらに棘下筋炎や腱板損傷に発展してしまうことにも繋がります。
このように、野球で起こりやすい肩の痛みは、肩関節の動きに対して様々な筋肉が連動しているために、棘下筋腱炎から腱板損傷、上腕二頭筋長頭炎、インピンジメント症候群まで繋がって症状が出てしまうことがあります。
このような一連の肩関節の損傷(ケガ) を防ぐためには、肩甲骨周の筋肉の柔軟性を高め 肩関節の可動域を正常に整えることが大切です。
そこで肩甲骨の動きを整えるストレッチ整体をご紹介させていただきます。
肩甲骨は肩こりや猫背、巻き肩、また疲労の蓄積で萎縮すると、外側の方へゆがんでしまうことがあります。
この肩甲骨の外側への歪みを予防して、肩甲骨を安定させる事は、野球肩からくる肩の痛みを予防するうえでとても大切になります。
野球肩予防策 ストレッチ整体 のご紹介
肩甲骨の安定化のストレッチ整体その1菱形筋のストレッチ整体
1.壁に後頭部、背中、かかとをつけ、万歳をするように両腕を 真上に挙上させます。
2.続いて 両腕を壁に沿わせながら両腕を 90°あたりまで肘を曲げながら下げいきます。
3.この上げ下げを 20回程度行いましょう。
これは菱形筋という筋肉のストレッチ整体になります。 ここで気をつけたい点は、90°を超えて下に下げると、違う筋肉のストレッチ整体になりますので、 壁に沿わせながら 上から下に向かって90°あたりまでで止め、再び挙上して 90°辺りまで再び下げます。
肩甲骨の安定化のストレッチ整体 その2前鋸筋
1前ならえのように両腕を前に突き出し肩甲骨はそのままの 位置をキープ しながら、上肢をさらに前に突き出すように伸ばします。
2.前鋸筋の伸びを感じられればOK です。
3.これを20回 程度続けてみてください。
野球肩や肩の痛みのケア
野球肩や肩のケアは、このように肩の動きに関わる様々な筋肉の状態を見ながら萎縮している筋肉にアプローチすることが大切です。自分では気づいていないような筋肉の萎縮が原因で肩の動きに制限がかかっていることもあります。肩の故障がよく起こる方や肩が痛みやすいという方は、あまり我慢をされず、一度整体院や整骨院などで肩の状態をみてもらい、ケアされることも必要かもしれません。東広島鍼灸整骨院では野球肩や 野球による肩の痛みなどスポーツの故障や怪我に対して、状態を把握しながら痛めた原因につながる部分を探りアプローチするように しております。棘下筋を含めたや腱板筋、上腕二頭筋などの筋肉の萎縮を緩め、さらに肩甲骨の安定を促すように 全体的なバランスを整えるう導きます。
野球肩をはじめ、肩の痛み、スポーツによるケガでお悩みの方は東広島市の東広島鍼灸整骨院にご相談ください。